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我がバンド Pure Well Right の2017年の新曲の初演の動画が一般公開されました。
初演をご覧になれなかった方もご覧いただいた方も是非、お楽しみください!


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僕のごときは、なにもいいません。
よかったら、聴いてみてください。
「すばらしい日々」  作詞作曲 奥田民生
           唄 演奏 矢野顕子
http://www.youtube.com/watch?v=z8Dh-8O32RQ


小学生の頃、流行っていたし僕もかなり入れ込んで観ていたテレビドラマの話である。
そんなドラマはいっぱいあるが、その中でもこれは一つ語ってみたい。

「お荷物小荷物」という。
運送業者の大家族の話である。主役は中山千夏。彼女はこの運送屋さんにきたお手伝いさんであるが、このうち、男兄弟ばかりでたしか五男までいたと思う。そんな家に若い女性が来たので、まあ悶着はつきぬのである。ストーリーも面白く、あまりの人気にいろんな特別企画が組まれたりしていた。しかし、今回、僕がいいたいのはその主題曲だ。

インストルメンタルで、実にかっちょいい曲だった。僕がそれまで聴いたことのない曲調だった。音楽は日本が世界に誇るジャズピアニスト佐藤允彦だ。後に彼と中山千夏は結婚するのであるが、知り合ったきっかけはこのドラマなのかな。

敬愛する元ピチカート・ファイブの小西康陽さんも、最も影響を受けたテレビ音楽としてお荷物小荷物をあげている。確かにピチカートの曲にもこの曲の影響はいっぱい確認できる。まあ、どんな曲なのか聴いてみてくださいな。現在、音楽の記録はほとんど残っていないそうだが。

http://www.youtube.com/watch?v=NiUA1mcLwRg




僕が生まれた昭和という時代。歌謡曲という音楽のカテゴリーがあった。
あったというより、それこそが主流であった。
今では、歌謡曲という言葉を子供たちに説明するのも難しくなってきたが、昭和の時代、大衆音楽の王様だったその歌謡曲に、たくさんの名曲があった。
昭和の歌謡曲にも、年代によって様々な流れがあるのだが、その話は、また別項をもうけることにしよう。
今回、お話するのは、僕もバンドでカバーし、今でもよく演奏する大好きな曲。
「黄昏のビギン」である。
日本が世界に誇るメロディーメイカー・中村八大の珠玉の名曲。
作詞はもちろん、天才永六輔。
中村八大自身が、自分の曲の中で一番好き、といっていたそうだ。
彼は、(なんて馴れ馴れしくいうのも烏滸がましいが)メロディーを作る時、意図的にピアノから離れるのだそうだった。外を散歩したり、楽器から完全に離れた状態で、頭にうかぶメロディーを探していったという。これは僕もそうで、そこだけは彼と同じである。おっほん。

さて、この曲の初演だが、あの大歌手、水原 弘である。
you tubeで聴いてみたのであるが、アレンジがラテン歌謡っぽくて、あんまり好きじゃない。水原 弘は大好きな歌手なのだが、あのヴァージョンは好きじゃない。
後に、ちあきなおみが歌った方が僕の心を打った。
実際、世間的にもちあきなおみの方が本家みたいに思われているのではないかな。
しかし、何度聴いてもうたのすばらしさ、歌い手のうまさにうなってしまう。
ちあきなおみ。こんなに歌のうまい人もいないと思うが、ご主人を亡くされてから、喪に服して舞台を降りたきりである。

僕なりにバンドでカバーしたりもしてきたが、尺八で吹くだけではなく、今度は歌ってみたい気もする。するのであるが、ちあきなおみさんの歌をきくと、そんな馬鹿なまねはおよしなさい、と自分に思っちゃう。

自由が丘の某ライブハウスでこの曲をやったとき、客席からは見えない天井の梁の舞台側にこの曲の歌詞がマジックで書いてあった。
誰かが歌ったときの歌詞のカンニング用なのか、それにしては消せないマジックで堂々とかいてあるし、なんだか不思議な気がした。
いずれにしても、誰かがこの曲を好きであることは確かだなと思った。


http://www.youtube.com/watch?v=y1k8_NRhN3A



このカテゴリーで、好きな曲のことをバンバン語っていきたいと思っとります。

記念すべき一曲目は、

心から敬愛するアントニオ・カルロス・ジョビンの「Two kites 」です。
ジョビンはもう本当に好きで好きでたまらない、特別な存在なんだけど、数えきれないくらいの名曲たちの中で、この曲はまた特別な光を僕に放ち続けています。

その中でも Jo & Tuko による演奏はまた特別な輝きを持っています。
ブラジル音楽という範疇を大きく超えて、音楽史に大きな軌跡を残したジョビンが、後年ある女性に恋をしました。随分歳の離れたカップルだったのですが、ジョビンは彼女との出会いを曲にあらわしました。
 二つの凧。
甘いメロディーもハーモニーもなく、孤独感さえ漂う不思議な旋律。シンプルで示唆に富んだ珠玉のベースライン。そこから生まれる世界観はリアルな息吹をもって、僕らに人として生きることの意味さえ問いかけてきます。

似た者同士だけど、お互いが個別な存在だと知っている二人。
孤立したそれぞれの点だからこそ、惹かれ合い、絡み合う二つの存在。
孤独を知り、個と個の関係をいとおしく思う。

今の僕には、ジョビンの言葉が体の芯に響きます。

究極の大人の音楽なのかも。
トム、おそるべし。  愛すべし。