お蔭さまで、6月28日の「むつのを25周年記念コンサート」は、たくさんのお客さまに来ていただいて無事終了しました。すべてのお客さま、スタッフ、出演者、ご協力いただいたたくさんの方々に感謝します。

 いろんなことに疎く、いつも何かとみんなの足を引っ張ってしまう自分が「むつのを」に対してどんな貢献ができるのだろう、と考えた時、記念コンサートのための曲を書くことしか思い浮かばなかった。
その新曲「 Mother 」の初演のとき、大人数の合奏なので準備に時間がかかるため、演奏前に少し長めのMCが必要だった。そこで自分がしゃべった話だが
「僕が作曲でやったことは作品の成立の4分の1。演奏者によってまた4分の1がなされ、残りの2分の1はお客さまの心の中で完成する。」
そんな内容のことをいった。お客さまの心に届かない場合は半分以下で終わってしまう。だからこそ、いろんな局面で努力が必要になってくる。ステージに関わるすべての努力はお客さまの心まで音楽を届かせるためのものだ。

 さて、次の本番に向かって、準備をしている中、偶然にもまたひとつ、素晴しいシーンと出会った。
音楽超大国ブラジル。僕にとって憧れの聖地のような存在だ。ブラジルには凄い音楽の偉人がたくさんいて、もう神さまだらけ。神さまが何人もいるから八百万の神、みたいだが、その中の一人、ジョアン・ボスコが作った「酔っぱらいと綱渡り師」という名曲の演奏画像を探していて見つけた、以下の動画を観て欲しい。酔っぱらいとは政局不安の政府のことで、綱渡り師とは、国民のことらしい。世の中が不安定でもみんな落ちないように気をつけて生きていこうよ!そんなメッセージが込められている。ブラジル第2の国歌とも言われる名曲中の名曲だ。作曲者自身のコンサートでのシーン。お客さまとこんなに心通じ合って演奏できるなんて、本当に素晴しい。ラストのボスコのMCはポルトガル語で僕には「オブリガート(ありがとう)」、「コラソン(心)」、「サウダージ(想い出)」くらいしかわからないが、厚い想いと客席からの祝福は充分に伝わってくる。音楽の力は偉大なり。

ジョアン・ボスコ 酔っぱらいと綱渡り師







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