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僕は子供の頃から、見る夢の半分以上が釣りの夢だった。今でもそうである。そんな僕に多大な影響を与えてくれたのが、釣りに関する書物だった。佐々木栄松、小西茂木、開高健と言った巨匠の著した本に夢中になって、「僕もいつかやってみたい」と憧れ続けてきた。
画家であり文筆家でありかつまた釣りの名人でもあった佐々木栄松師とは不思議な縁で導かれたように先月、師の作品を展示している釧路湿原美術館で地元のお客様に集まっていただいて演奏させていただいたばかりである。
児童文学の作家であり関東淡水魚釣協会(だったかな?)の会長も務められた小西茂木師の本ではアオウオやレンギョの記述に引き込まれたものだった。
文豪開高健氏については言わずもがなである。また、佐々木師と開高健氏の交流についてはつい最近湿原美術館でそのことを知り、驚いたのであった。

還暦に近づいてきた今、そういう巨匠たちへの憧れとはまた別に、自分と近い目線で書かれた釣りに関する名文に出会い、これに毎晩酔っている。自分と近い、なんて言うのも烏滸がましい限りで、釣りも文章も僕なんかより遥かに高いところにおられる方だが、ここにご紹介したい。
阪東幸成さんの新作「Life Is Fly Fishing 」。文も写真も素晴らしい。そして細かいところまで実に「気の利いた」本です。
僕はこの本の中で、小西茂木師の著作にある「竹の六角竿」が日本のフライフィッシングのバンブーロッドの祖、多田一松師に繋がるということを知った。
釣りをする人もしない人も是非お楽しみいただきたい。

おもて表紙2019-03-19 131643-2
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